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AIプロンプトにGoogle翻訳はもうやめよう:英語トークンで考え、自分の言語で読む方法

2026年10月23日 公開 · 読了目安 7分

Midjourney、Flux.1、Stable Diffusion XLのような画像モデルは、主に英語の画像・キャプションデータで学習されているため、英語の写真・美術用語にいちばんよく反応する傾向があります。

日本、韓国、ヨーロッパ、中南米のクリエイターにとって、これはもどかしい繰り返しになります。

  1. 1自分の言語で、微妙な雰囲気を思い描く。
  2. 2Google翻訳やDeepLに通す。
  3. 3翻訳された文章を生成ツールに貼り付ける。
  4. 4結果から、意図したものの半分が消えてしまう。

普通の機械翻訳がなぜ生成プロンプトに向かないのか、そしてトークン単位のやり方でどう解決できるのかを見ていきます。

問題:翻訳は文章を書き、モデルはキーワードを読む

翻訳エンジンは、なめらかな文章を作るために作られています。ところが画像モデルに文法は要りません。短くて具体的な描写語に反応します。次の日本語のアートディレクションを例に見てみましょう。

元の発想(日本語)

人物の輪郭を引き立てる控えめな逆光と、夢のようなリムライトの演出

典型的な機械翻訳の結果

A subtle backlight that brings out the contours of the figure and a dreamy rim light production.

"that brings out" や "production" のような余計な言葉は、モデルが解釈しなければならない語を増やします。特に production は、照明の設定ではなく、舞台や撮影現場の方向へ画像を引っ張ってしまうことがあります。

トークン単位という別のやり方

文を翻訳するのではなく、発想を短いタグに分けて、それぞれにいちばんふさわしい英語表現を探します。

tokens
控えめな逆光   ->  soft backlight
輪郭の強調     ->  accentuated contours
リムライト     ->  diffused rim lighting, dreamy atmosphere

結果: soft backlight, accentuated contours, diffused rim lighting, dreamy atmosphere

概念を1つずつ翻訳すれば、文法の余計な部分がない、カンマ区切りのすっきりしたキーワードになり、1つ1つの表現を個別に確かめることもできます。

mysnipboxの方法:英語のトークンを、自分の言語で表示する

mysnipboxは反対側からアプローチします。画像を分解すると出てくるタグは、生成ツールがよく理解する短い英語表現です。続けて多言語トークンブリッジ(Multilingual Token Bridge)が、各タグの横に自分で選んだ言語の訳を表示し、その組み合わせをローカルのSQLiteにキャッシュします。

  • 自分の言語で読む: タグ翻訳の設定で、翻訳先の言語を好きな言語から選べます。クイックリストには韓国語、English、日本語、中国語、Español、Portuguêsがあり、検索リストにはさらに多くの言語があります。アプリの表示言語とは別の設定です。
  • 英語でコピー: 組み立ててコピーするプロンプトは、生成がうまくいく英語トークンのままです。
  • 自分のやり方で翻訳: 翻訳は自分のクラウドキーか小さなローカルテキストモデルで処理されるので、タグが自分のPCの外に出る必要はありません。日本語・中国語・韓国語には軽い qwen2.5:3b、スペイン語やポルトガル語には llama3.2:3b が向いています。サイズはローカルモデル(Ollama)を参照してください。
アプリのタグ翻訳設定で翻訳先の言語を選びます。クイックリストによく使う言語が並び、ローカルの翻訳モデルはワンクリックで入れられます。
「他の言語を選択」を押すと、さらに多くの言語を検索して選べます。

自分でプロンプトを書くときの実践的な方法

  1. 1アイデアを、文章ではなく自分の言語の短いフレーズで書きます。
  2. 2フレーズごとに別々に翻訳し、その英語が写真家やアーティストが実際に使う表現かを確認します。
  3. 3結果を実際のサンプル画像と見比べて、うまくいった表現を保存します。
  4. 4次回からは、ゼロから翻訳せず、保存したトークンを使い回します。

使う前にタグがどう見えるか確かめたいなら、Tag Insightsで、自分のライブラリにあるタグの例画像を見られます。